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最適なプロセスで製品の安定供給を実現する

宇部工場の化成肥料・オキサミドユニットは、化成肥料の製造に携わるグループです。私は入社以来このユニットに所属し、入社当初は工程分析を担当しました。肥料は銘柄ごとに基準となる成分値が定められているので、製造した肥料が品質基準を満たしているかどうか成分値を分析するという役割です。現場の仕事はハードな面もありますが、実際に自分自身で経験することにより肥料やその製造工程について理解を深めることができたと感じています。
現在は、肥料製造に関わる工程管理を担当しています。工程管理の役割は、より効率よく確かな品質の製品を生産するためにプロセス全体を管理することです。生産計画に基づいて現場の技術者に生産指示を出し、製品の評価や生産状況の確認なども行います。製造現場はもちろん、包装や出荷など生産に携わるすべての部門と関わるため、多くの人との連携が不可欠です。仕事がスムーズに進められるように、普段からコミュニケーションを密に図ることを心がけています。

「食」の基盤となる、農業に貢献する仕事

肥料の銘柄や使用する原料によって造粒性や生産効率が変わるため、それぞれに対応する製造工程を組み立てることが必要です。自分の判断ミスが作業効率や生産効率に影響を及ぼしかねない、という責任の大きさは常に感じています。技術者は自分より年上で経験豊かな方が多く、ときには失敗して注意されることもありますが、自分の考えた生産計画が順調に進み、目標数字を達成できたときには確かな手応えを感じられる仕事です。もともと私が入社を決めたのは、人々の生活に不可欠な「食」を支える仕事に携わりたいと考えたからです。「食」の基盤となる農業に貢献できることは、モノづくりを行う上で大きなやりがいにつながると思います。
現在は、肥料登録の管理にも携わっています。関連する法律や肥料の効果など、覚えることが多いので毎日が勉強です。肥料の製造はとても奥が深くて学ぶことがたくさんあります。今後は、資格取得などにも意欲的に取り組みながら、肥料製造のスペシャリストを目指していきたいです。

宇部工場ってどんなところ?

宇部工場は、山口宇部空港から車で約15分の場所にあります。地域貢献活動の一環として、毎年秋に開催される「宇部まつり」に協賛参加していて、私も昨年はダンスを披露しました。また、社内では年に一回、工場対抗の野球大会が開催され工場全体がひとつのチームとなって盛り上がります。上司や先輩とも仲が良く、休日に一緒にゴルフに出かけることも。先日は、先輩たちと県内にある有名な日本酒「獺祭」の蔵元を訪ねました。お酒が好きな人同士で仕事帰りに飲みに行くこともあります。

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